★経典「ピコル君の小さな冒険記」
まとめ&考察
()内は出典。
★舞台…ゲルマニウム・アイランドについて
・年代表記はアルファベッド。例:D世紀後期からE世紀初頭(第17話)
この話の年代はF世紀だと思われる。(第3話)
・ゴミとガレキから作られたとても大きな島。(第5話)
・第五十七代黒田五右衛門が「事実上」独裁支配している。(第3話)
・黒田五右衛門の直属の密偵機関「ブエノスアイレス委員会」。
黒田に歯向かう者の排除の他、ゲルマニウム島全土の治安維持も行なう。
本部は第2エリアに浮かんでいる。(第17話)
ただし、第1エリアに窓口がある(第10話)。
このことから、委員会所在地の設定ミス説、または第1エリア支部説がある。
会長は「クリスティーナ・レイン・スメルズ・ライカ・ローズ・マリ子」
・9つの居住エリアに分けられている。
ランク(治安、衛生管理、生活水準レベル)が高い準に
第1エリア>第2>第3>(ry)>第9>ゼロエリア。
特にゼロエリアは「社会的なあらゆる不良品」な人間が
集まり、異常者のための特別区も設けられているために
最低レベルの生活水準だと思われる。
・第9エリアとゼロエリアの境界線には「ラー油川」が流れ、
その上に「ゲルニカタウン」が浮かんでいる。(第11話)
・住民はそれぞれ「点数」(通貨の代わりにもなる?)を持っている。
その点数に応じて住めるエリアが決まる。
点数を「落とす」と下のエリアに格下げになる。
ゼロエリア以下のエリアは存在しないため、
ゼロより落ちたものはラー油川・川上の処理場にて処分される。
★ピコル・ド・オードトワレ
・架空の人物(第1話)。
ミミオがピコルの中に取り込まれる際に見たイメージから、
ピコルの正体は「大きな金色の獏(第16話)」ではないか?
空想上のバクは人の悪夢を食うといわれる。
・青くて青くて青い鳥。(第16話)
童話「青い鳥」では、青い鳥は幸福を呼ぶとされる。
・居住地はゼロエリア特別区内、99号指定重症患者隔離地域。(第10話)
黒田五右衛門と接触できた可能性がある。
(黒田は「特別区の隔離収容所へ移送」され、
その後ゼロエリア特別区内に脱走している(第3話)。)
・ピコルは特別区内の公園で子どもたち相手に説法している。
自由に出歩ける=収容されていない。
「重症患者」として隔離されているだけである。
(公園の子どもたち(フィッシュボーイ含む)も重症患者?)
・超能力みたいな、不思議な力を使うとか、使わないとか。
刺客は全て、気を触れさせて消息不明にする。(第10話)
超能力は「機械児」に見られる特徴らしい。
携帯のストラップにしていた自分のヘソの緒(第1話)があることから
機械児=ただの機械ではなく生き物だと思われるが、
「もともと機械児だったんじゃねぇか」と表記されていることもあり、
いまは生き物であり、元々は機械であるのかもしれない。
・「走り出すや否や、ランナーズ・ハイに突入」することができる。(第15話)
人間の体としては異常である。機械児は特別な体をもつのだろうか。
★第五十七代黒田五右衛門
・「神という装置」で特許をとった(第2話)、異常天才。(第3話)
・F-70年に収容所に入り、脱走・失踪中である72年P月48日に、
「脳を分断する」内容の日記をゼロエリア特別区内で書いている。(第12話)
(ピコル=黒田の片割れ説)
・実名「セニョール次郎」。F-74年にそれを捨て、
ゲルマニウム史上の英雄「黒田五右衛門」の名を語る。(第3話)
また同時に美容整形と身体矯正を何度も行う。
・最高議会員に当選したことから、
74年以降、「暴力事件、怪奇行動、言語障害」などを
起こさなくなり、人が変わったようになったと思われる。
「僕はこのままではいずれ壊れてしまうだろう。
だから決めたのだ。僕は僕を分断する」(第12話)
本当に黒田は脳を分断したのかもしれない。
★イシナシ
・本名「タケダ3号」。
・無痛症。
・体の損傷に治癒が追いつき、心を読むことができる。
これは人間の体としては異常であり、超能力であること、
そして「ピコル君とイシナシ君が同類である」ことから、
イシナシも機械児であると思われる。
・「あなたのことを考えると スプーンがぐにゃって曲がるんだ
これって超能力? それとも恋?」
機械児の超能力は「愛」から来る力なのだろうか。
(上記全て第18話より)
★フィッシュボーイ
・無類の魚好き。(第2話)
別に魚人だからフィッシュってことではない。ただの魚好き。
・「高校んときの 隣のクラスの…(第13話)」とあることから、
ピコルと比べれば子どもではあるが高校卒業はした年齢と思われる。
18歳くらいか。
・義理の母ロボットに育てられた。(第8話)
以下作成中。
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